DV2021の抽選プログラムに参加する方法は?注意点はある?

生活の拠点がアメリカにある場合、合法的に永住する資格をとりたい人は少なくありません。そこで申請を試みるのがアメリカ永住権。通称、グリーンカードです。1940年代に誕生した当初、緑色のカードだった名残から、グリーンカードと呼ばれているそうです。

グリーンカードを取得する方法は5つ。アメリカ人と結婚する、アメリカに投資している、高度な専門的能力がある、雇用先のサポートがあれば、申請が可能です。加えて、もうひとつの方法が。それが、なんと「くじ引き」なんです。

アメリカでは、毎年、Diversity Visa(DV)の抽選プログラムを実施。2019年は、9月ごろに、DV2021の参加申請が始まる予定です。そこで、DV2021の抽選プログラム参加に向けて、グリーンカードやプログラム参加方法について、まとめてみたいと思います。

【DV2021】グリーンカードって何?移民ビザとの違いは?

アメリカに永住する方法は主に2つ。移民ビザかグリーンカードの取得になります。

渡米前に取得するのが移民ビザ

移民ビザは、アメリカに永住することを認めるビザ。これは、アメリカに入国するまえに取得する必要があります。移民ビザで入国が許可されたタイミングで、アメリカに永住する資格を獲得。後日、住所あてにグリーンカードが郵送されてきます。

アメリカ国内で発行されるのがグリーンカード

グリーンカードを発効したり更新したりできるのはアメリカ国内だけ。それがビザ取得と大きく異なる点です。グリーンカードは、永住する資格を証明できることに加え、身分証明書としても機能。アメリカ国内での就労がよりスムーズになります。

【DV2021】抽選プログラムに参加する方法は?

DV2021の抽選プログラムに参加する場合、方法は2つ。自分で電子申請する方法と、専門の業者に依頼する方法です。ここでは、簡単にDV2021の抽選プログラムに参加する方法をご紹介します。

DV2021に応募するためには写真の登録が必須。いちばんの難関が、写真の準備と言われています。証明写真を気軽に出すと、却下される可能性大。カラープロファイル、写真そのもののサイズ、その他、顔や体の写り方の比率が、かなり細かくルール化されています。そのため、用途を伝えてプロに撮影してもらうことがおすすめです。

写真のデータを準備したら、アメリカ政府の公式グリーンカード抽選応募ページで、申請を開始。申請画面は30分の制限付です。自分や配偶者などの情報を入力し、応募ボタンをクリック。申請完了の画面で、番号が知らされます。当選の確認で必要になるため、かならず印刷するようにしましょう。

【DV2021】抽選で当たる確率は?

DV2021の抽選プログラムの当選者を決めるのはコンピューター。先入観なく公平に発行することを趣旨としているからです。コンピューターがランダムに抽選結果を出しますが、移民の数により配分が異なるという特徴が。アメリカ国内に移民が多い国は、その分、当たる確率が低くなります。

さらに、過去5年間、移民を5万人以上送っている国は、抽選の対象外となります。たとえは、イギリスやカナダは、アメリカ国内にいる移民が多いため、DV抽選プログラムの対象外。配偶者が、対象外の国の出生者だと、配偶者本人の参加は不可となります。

そこで、もう片方の妻や夫が申請するという場合も。もし、抽選プログラムに当たれば、対象外の本人も、ビザを申請する権利を得ることができます。また、両方の出生国が対象である場合も、当選の確率をあげるため、それぞれで参加することが多いそうです。

【DV2021】参加資格の有無は出生国で変わる

DVの抽選プログラムの参加が、もっとも重視するのが出生国。国籍ではなく、どこで生まれたのかが、参加資格の有無を決定します。日本で生まれた人は、DV2021の抽選プログラムの参加が可能。しかし、対象外の国で生まれている人は、参加の資格があるかどうか、確認する必要があります。

対象国以外で生まれていても、配偶者や両親が対象国の出生者であれば、参加が可能です。また、両親の海外赴任のあいだに対象国で生まれた、という場合もOK。しかし、参加資格の基準や、対象国・対象外となる国は、そのときの状況により変化しますので、情報をしっかり集めることが大切です。

【DV2021】学歴や就労経験も要確認

日本では、小学校、中学校、高校と12年の教育課程を終えていれば、DV2021の抽選プログラム参加のための学歴の要件はOK。しかし、通信制の高校などは認められないとのこと。とはいえ、就労経験を学歴の代わりにできることもあるそうです。心配な場合は、専門の業者に相談してみてもいいかもしれません。

【DV2021】グリーンカード取得で何が変わる?

DV2021の抽選プログラムに参加し、幸運にも当選した場合、どのような変化があるのでしょうか。まずは、アメリカ人と同じように仕事をすることができます。就労ビザで仕事をすることも可能。ですが、グリーンカードにより制約が一気に少なくなります。また、入国審査が簡単になる、車の免許更新がビザ期限に左右されない等のメリットが。

もちろん、グリーンカードは、いちど取得したら安心、というわけではありません。グリーンカード取得者は、1年のうち6か月はアメリカで暮らすことが原則です。そのため、何らかの事情で6か月以上、アメリカを離れることになると、取り消されることがあるので要注意です。

まとめ

最近、DVの抽選プログラムに応募した人への詐欺行為も報告されています。メールや電話などで偽の当選通知を出し、当選後の手続き費用をだまし取ろうとする手口とのこと。公式に注意喚起もされています。グリーンカードの取得のために、何年もDVにチャレンジする人がいるほど、その当選は狭き門。DV2021の抽選プログラムに参加する人は、自らしっかり情報を集めることも大切になります。